Q&AHOME > お問い合わせ > Q&Aお客様からのよくある質問について当社に寄せられたご質問のなかから、特に多いお問い合わせおよびその回答を掲載いたします。掲載内容以外にもご不明な点がございましたら、お問い合わせフォームもしくはお電話にてお気軽におたずねください。 よくあるご質問および回答 すべて開く無添加ポリエチレン袋とクリーンポリエチレン袋の違いは何ですか?両方の袋とも添加剤(酸化防止剤、帯電防止剤、アンチブロッキング剤、スリップ剤、紫外線吸収剤)が入っていない無添加原料を使用しております。無添加ポリエチレン袋は、袋内面のパーティクルを管理しておりませんが、クリーンポリエチレン袋は、製膜時にULPAフィルターを通したエアーをチューブ内面に注入することで、袋内面のパーティクルを管理した製品になっています。袋内面の管理レベルは1cf内の0.5μm以上の微粒子数を10個以内で管理しております。但し、管理は気中パーティクルでの管理になります。※1cfとは約28.3Lの体積 超クリーンなポリ袋があると聞きましたが、どの様な製品ですか?こちらもクリーンポリエチレン袋で、袋内面のパーティクルを管理した製品になります。 但し、使用しております原料が医薬ユーザー様用途の管理された原料を使用しており、袋内面の清浄度が非常に高い製品になっております。 無添加ポリエチレン袋とクリーンポリエチレン袋の主な用途を教えて下さい。無添加ポリエチレン袋は、医薬ユーザー様で医薬中間体の原料を工場内で保管、又は工場間の輸送時に使用されております。 又、使用している原料に添加剤が入っていませんので、袋に入れる製品のキズ防止用としても使用されております。 クリーンポリエチレン袋はクリーンルーム内で使用される、無塵袋、手袋、マスク、ワイパー等の新品を包装する際や洗濯後に再包装する際に使用されております。 又、クリーンポリエチレン袋の外面の洗浄を行い、滅菌処理を行うことで、原薬用無菌バッグとして使用されております。 無添加ポリエチレン袋に着色を行う、印刷をすることは可能ですか。着色する場合、無添加原料に顔料(添加剤)を入れる様になりますので、着色は行っておりません。 袋の表面に印刷することは可能ですが、印刷を行う環境が一般環境になり、汚染リスクが高まりますのでお薦めはしておりません。 無添加PE袋、クリーンPE袋の帯電防止タイプはありますか。無添加PE袋の帯電防止タイプはありませんが、クリーンPE袋の帯電防止タイプはあります。 但し、クリーンPE袋の帯電防止タイプは純粋なクリーンPE袋に比べて袋内面のクリーン度は少し悪くなります。 袋内面は気中パーティクル測定で1cf内の0.5μm以上の微粒子を100個以内で管理しています。 クリーン袋でガゼットタイプは製造可能ですか。製造しておりません。 ガゼット袋にした場合、製膜時の原反取りの段階で両サイドのガゼット部分から管理していないエアーがチューブ内面に入る為、チューブ内面の微粒子を管理した製品を製造することが出来ないからです。 帯電防止製品と永久帯電防止製品の違いは何ですか。帯電防止製品は界面活性剤タイプの帯電防止剤を主原料に添加して製造しており、フィルム表面にブリードアウトした帯電防止剤と空気中の水蒸気が結合することで、静電気を空気中に逃がす仕組みになっています。 又、低温・低湿時には帯電防止効果が弱くなり、中の製品に影響を与えることもあります。 さらに、ブリードアウトした帯電防止剤が転写することで、内容物を汚染するリスクもあります。 永久防止製品は高分子型の帯電防止剤を使用しており、低温・低湿度時でも一定の効果が期待出来ます。又、高分子型帯電防止剤はフィルム内で架橋することで、帯電防止効果が期待出来ますので、内容物を汚染する可能性が低くなっています。 半永久的に帯電防止効果が期待できますので、長期保管用途にはピッタリのフィルムです。 帯電防止製品の規格品はありますか。帯電防止製品の規格品はありません。永久帯電防止製品は折径が異なる8サイズのチューブ原反を常時持っております。 色は薄いブルーのみになります。 帯電防止効果はどれくらい持続しますか?帯電防止製品の場合、約1年とお考え下さい。(但し、保管条件によりもっと短くなることもあります)永久帯電防止製品の効果は半永久的に持続しますが、フィルム自体の物性(引張強度、引裂強度)が変化しますので、弊社では出荷後1年を保証期間と定めております。